サイテロニート

金がないなら体を動かせ、体が動くなら頭も動かせ

エースタイミー

 2月末から始めたタイミーのグレードがエースになった。レベル5でエースになるようだ。

 タイミーは単発バイトを探す求人アプリであるが、経験者限定、要資格者限定、性別限定、年齢限定等々、特に田舎ではまともな求人は少なく、人気の仕事は即埋まってしまうことが多い。暇人ニートが常にタイミーの求人を探索していたところで、私の住んでいる場所ではタイミーだけで食べていくのは厳しいだろうなという印象だ。私は今日明日の寝食に困っているわけではなく、お金のためというより、体力づくりと職場見学を主目的でやっているので、社会不適合者のニートでも今のところ続いている。
 タイミーでは、基本的に駒としての労働力しか求められていないので、タイミー呼ばわりで名前すら名乗らないし、最底辺の扱いである。貴重品を預けるロッカーはないし、更衣室もないし、タイミー用の貸し出し制服、帽子、靴等は、洗いもせず使いまわしだし、人権はない。
 中抜きは30%、つまり時給1000円なら、雇い主は1300円払っていることになる。時給1300円の仕事を求められているのに、労働者の懐に入るのは1000円でしかないのだ。
 時給1100円、1200円のような求人もそこそこあるが、実際にそこで働いているパートやバイトの人達は最低賃金だったりもするので、役に立たない単発タイミーへの風当たりが強いのも仕方がないのかなとも思う。
 そんなこんなでデメリットも多いのだが、どれだけ大変な仕事であろうと、嫌な人物がいようと、数時間の辛抱で済むというのは大きく、色んな体験ができて、おまけにお金まで貰えてしまうので、なかなか面白い。ダメ人間の私でもまだ続けられそうだ。タイミーマスターへの道は続く。