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サイテロニート

社会不適合者のニートによる日常。

頭文字D

 きっかけは定峰峠の車載動画youtubeで検索したことから始まった。峠の動画を検索するとチラチラと出てくる頭文字Dというワード。○話で××と△△がバトルしていた場所、などという一文が載せられている。無知の私でも名前くらいは聞いたことがある漫画で、至る所で漫画本をよく見かけもしたが、今まで食指が動くことはなかった。また私は原作厨なので、いきなりアニメを見るなどということは普通ならばしない。が、しかし最近は能動的なことばかりして疲れていたので、たまには受動的なこともしたくなっていたのだ。動画を見るというのは、その最たるものの一つであり、気がついた時には第1話の「究極のとうふ屋ドリフト」をクリックしていたのである。全81話+映画1本を完走するとも知らずに…。
 私が知っていたレベルなので、説明する必要もないのかもしれないが、しげの秀一による走り屋の若者たちを描いた作品だ。週間ヤングマガジンにて1995年30号〜2013年35号まで連載、全48巻。アニメは1st〜5th+final stage(26+13+劇場版+24+14+4話)で1998年〜2014年。アーゲードは現役、映画は今年もあったみたいで、今なおその人気は続いている。
 原作の漫画は1、2、48巻だけを読んだだけだが、これがなかなか凄まじい。1話で数メートルしか進まなかったりするw 一方のアニメ版は、丁度コンピュータグラッフィクスが導入され始めた時期であって、車が自然に動き、レーシングドライバー土屋圭市がエンジン音・スキール音の収録を行うなどしていて、やっぱり静止画よりも動いて音があるのは迫力があって良い。またOP、EDのテーマ曲をm.o.v.eで固めたり、ユーロビートを多様して、スピード感を出すことに拘っている。
 頭文字Dで最も面白いのは、実在する峠をそのまま登場させているという点に尽きる。おそらく仮想の峠であったらここまでハマることはなかったであろう。何を隠そう、私は道が好きなので、地図を引っ張りだしてきて、コースのどこを指しているのか一々確認した程だ。走り屋対策なのか、ホームの秋名山(モデルは榛名山)だけは名称が変えられているが。
 そして今困っているのは、車なんて金持ちの道楽でしかないと、必需品レベルの田舎に住んでいながら全く興味がなかった私が、車が欲しくなってしまったことだ。しかし車はそもそも高いし、維持費もバカにならないので、買うなら働かなくてはならない。スポーツ車が欲しいとまでは思わないものの、MTならもっと運転するのが楽しいのかなという気がして、AT限定の免許を解除したくなっている。移動するための手段でしかなかったけど、新しい世界を開きかけてしまっている。実際主人公藤原拓海の声優三木眞一郎は主人公の愛車ハチロクを購入し、高橋啓介を演じる関智一もこれを期に運転免許を習得してしまったらしい。
 私は過去、車を運転する仕事に就いていたこともあるのに、当時は運転はただの義務でしかなく、ラジオを聞くことだけが楽しみだったことを悔いている。パフォーマンスが全く変わるので、極力好きなことしかしないが信条である私だが、心の持ち方一つで何でも楽しめるものだよなと思ったりもする。これからは車の運転も楽しめそうだ。

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